幽霊怪談作品展
陰翳怪讃 常に漆黒の闇がある

In Praise of Haunted Shadows

いせやしおん 乙未あいさ 一紅 けん 古賀 郁 塩野ひとみ 染谷お茶 浜田一之介 日陰陽月 星之 まがい まゆすみえ みそら 萌木ひろみ 流音 MARWY RE:renge sato

会期2025年8月9日(土) - 8月24日(日)
休業日火・水曜
時間15:00 - 22:00 サマータイム営業
主催・会場Gallery 幻 >>Map
通販8月16日(土) 23:00 - 会期末 >>Online Shop
イベント 8月10日(日) 怪談会
8月24日(日) クロージング交流会
※各詳細は下記「EVENT」参照
SNS用タグ#陰翳怪讃
 

Statement

 

夏の暑気を払う納涼作品展を開催いたします。

われわれの空想には常に漆黒の闇がある

"昔から日本のお化けは脚がないが、西洋のお化けは脚がある代りに全身が透きとおっていると云う。そんな些細な一事でも分るように、われ/\ゝの空想には常に漆黒の闇があるが、彼等は幽霊をさえガラスのように明るくする。" ——谷崎潤一郎『陰翳礼讃』より

谷崎潤一郎は随筆『陰翳礼讃』の中で、日本や東洋の美意識としての「陰翳」を称揚しました。煌々と照らされた明るい空間にはなじまず、闇にしっとりと佇むような美。薄明かりと薄暗がりが朦朧と混じり合い、見えるものと見えないものとが地続きになって想像を広げます。

この企画では、照明を最小限に抑えた仄暗い展示空間の中、電気蝋燭の灯りで作品をご覧いただきます。また、開廊時間も暑さを避け、日の落ちた夕方~夜をメインとし、宵闇の中で開催いたします。一般的な画廊の白い壁や均質な照明とは異なる、陰翳の中で見る作品をぜひご体験ください。

作品のモチーフは「幽霊・怪談」。Gallery 幻 のある谷根千地域は、多くの文人に愛された街ですが、その一人に落語中興の祖・三遊亭圓朝がいます。『牡丹燈籠』『真景累ヶ淵』などの作者である怪談の名手・圓朝は、幽霊画の蒐集家でもありました。彼のコレクションは菩提寺である谷中・全生庵に収められ、毎年8月に公開されています。全生庵は弊廊から徒歩5分ほど。勝手ながら、あわせて楽しんでいただける展示になれたらと企画いたしました。

東洋の美意識を礼讃しながらも西洋文明を受け入れ、変わらずにはいられない谷崎の憧憬と葛藤。それは、日本の美術界が西洋から「芸術」という概念を取り込む過程で、現在に至るまで繰り返し指摘されてきた問題です。谷崎の時代から遥かに西洋化が進み、もはやそれを自前のものとして内面化している私たちは朦朧とした陰翳のあわいに何を見るのでしょうか。

参照LINK: >> 青空文庫 谷崎潤一郎『陰翳礼讃』

 

Artists

 

いせやしおん

乙未あいさ

一紅

けん

古賀 郁

塩野ひとみ

染谷お茶

浜田一之介

日陰陽月

星之

まがい

まゆすみえ

みそら

萌木ひろみ

流音

MARWY

RE:renge

sato

 
 

Online Shop

 

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販売期間:8月16日(土) 23:00 - 8月24日(日) 21:00

 

Event

 

8月10日(日) 陰翳怪談会

18:30-20:30 (開店 15:00)
参加費 2,400円 (1ドリンク付)
※ご予約なしの当日参加も歓迎

出演: 流音(怪談) / 古賀 郁(映像・演奏)

出展作家とお客様を交えた百物語形式の怪談会を催します。聴き役のみでのご参加も歓迎ですが、怪談をお持ちのお客様はぜひお話をお聞かせください……

ご予約フォームはこちら

 

8月24日(日) クロージング交流会

18:00-22:00 (開店 15:00)
ドリンクオーダー制 / ご予約不要 / 参加作家未定

出展作家とお客様を交え、作品についてご歓談いただく気軽な親睦会。飛び込みでどなた様もご参加いただけます。ぜひお立ち寄りください。

 

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