ART / 美術 文芸 企画展
東京国際文芸フェスティバル2016 オリジナルイベント
文芸展「言葉の国の猫さがし」
“あなたがふと手にとった本。そこに書かれていたはずの言葉たちが、猫に姿を変え、逃げ出してしまいました。「ことば猫」を追って入った小さなカフェギャラリー。そこは、一冊の大きな本の中だったのです――”
私たちは言葉や文学とふれあう時、本を手にとって読みます。しかし、この企画ではギャラリーの空間自体を大きな本に見立て、本の中に入り込んだように言葉を見る作品展を行います。まるで逃げ惑う猫を探すように、つかみどころのない「言葉」「文字」と対峙してください。
会 期 2016年3月4日(金)~3月13日(日)
休廊日 7(月)、10(木)
時 間 15:00~22:00
観覧料 無料
主 催 Cafe Gallery 幻
企 画 笠原小百合(WEB文芸誌「窓辺」編集長)
小林義和(Cafe Gallery 幻 代表)
▼出展
WEB文芸誌「窓辺」 鰍 彼方彼 小林義和 新星急報社 武書道室 松尾友雪
未明の方舟 螺旋病院 連使
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クロージングパーティー
3月13日(日) 18時~22時 (予定)
東京国際文芸フェスティバル 正式参加!
◆東京国際文芸フェスティバル: tokyolitfest.com
本展は2016年3月2日~3月6日に開催される「東京国際文芸フェスティバル」に正式採用されたオリジナルイベントです。
文芸フェスとは、「国内外の作家、翻訳家、編集者、読者たちが東京に集まり、さまざまなイベントを通して交流し、本の魅力に浸る、この国最大の文芸の祭典(公式サイトより引用)」です。
関連イベント等
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クロージングパーティー
3月13日(日) 18時~22時 (予定)
- イントロダクション(謎解きゲーム)
来場者は入口で本を手にします。しかし、そこに書かれていたはずの言葉たちは「猫」に姿を変え、逃げ出してしまいました。「ことば猫」を追って入りこむのが、展示作品が集う本の世界。来場者は展示作品を鑑賞しながら、店内に隠された「ことば猫」を見つけるミニゲームに参加することもできます。
- グッズ販売
展示作品のほか、同人文芸を中心とした本・グッズなどを販売します。
- 限定カフェメニュー
本展をイメージした特別デザート&ドリンクを販売します。
通販について
会期中の追加作品については、納品日と翌営業日(営業時間終了まで)を店頭優先とします。納品情報は Twitter をご確認ください。
出展作家
WEB文芸誌「窓辺」 / WEB Bungeishi Madobe
© WEB Bungeishi Madobe
WEBを中心に活動する文芸誌です。
あなたの窓辺に素敵な物語をお届けします。
今回はサイトにて募集した文章をインスタレーション作品として展示します。
madobe.jp Twitter
▼参加作家
鰍 / Kajika
© Kajika
短歌を中心に創作しています
Web上の筆名は東風めかり
読売歌壇全国版入選など
2014より短歌を始める
言葉あそびユニット『かるたご』でイラスト詩歌コラボ誌『楽詩』に参加
短歌に加えて新いろは歌、回文などの言葉あそびを展示します
弓張りの湊に眠る更ける春
煙る胸にと波乗りは見ゆ
(ゆみはりのみなとにねむるふけるはるけぶるむねにとなみのりはみゆ ) 回文短歌
Twitter(鰍) Twitter(東風めかり)
彼方彼 / Kanata Kano
© Kanata Kano
文字を描いています。
言葉を描いています。
描いて描いて描いています。
猫も一匹くらい、紛れているやもしれません。
探してみやうと思います。
http://tkimkr.wix.com/takonitine
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新星急報社 / Shinsei-kyuhosha
© Shinsei-kyuhosha
服飾と文芸をテーマにアクセサリーを作ったり、小説を書いたりしています。
http://shinsei.nu
Twitter
武書道室 / Takeshi Calligraphy Room
© Takeshi Calligraphy Room
書家。古典臨書を基礎に、巨大な筆を背負って全国各地へ出張実演パフォーマンス書道を行うほか、冠婚・祝祭行事の贈呈品制作、篆刻、WEB・CDジャケット・PV等のイメージ用毛筆データ提供、イベントタイトル揮毫、異分野コラボレーション、外国人の方やセカンドスクールでの書道指導など、個人依頼からイベント参加まで幅広く携わる。マネキン、エキストラ、舞台など異分野も経験。
松尾友雪 / Matsuo Yusetsu
© Matsuo Yusetsu
小説家、詩人、音楽家
自分が終えた作業に、関心が無い為、多くを忘れている。
1976年生まれ。十代から小説を書き始める。プロットや設定によって、外的に固定された人物、作品ではなく、意識の流れ、などに代表される手法を用いる。文章作品は例外なく、手書きで行う。
長編
「ワンダーフォーゲル」
「文の葉は月夜に長く糸の如し」
「詩人の血」
「ティアマトの再婚」等
短編及び中編
「鏡華」
「満ちるがごとく散る散る」
「此等の人を観よ」
「時計草」
「怪音と蔦」
「裸」
「岬のヴィオラ奏者」等
本展時では、「ティアマトの再婚」の原稿、及び、その紛失文を展示します。主に、各章の冒頭に在る詩の展示となります。
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未明の方舟 / Mimeinohakobune
© Mimeinohakobune
2014年、井筒沙奈と白水梓により大阪で発足。その後井筒を中心として動き、その時々でメンバーも表現もテーマも変化する。
今回は井筒個人での出展。未明の方舟における井筒個人としては「問いであること」ということを基本的なテーマとしている。
2015年、二人展「未明の方舟」を大阪・イロリムラcrefにて開催。この時の主なテーマは「生きづらさについて」
2016年3月23日~28日、グループ展「未明の方舟」を大阪・イロリムラcrefにて開催予定。今度の主なテーマは「居場所」「生きづらさから生きてゆくということへ」
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螺旋病院 / Rasen byouin
© Rasen byouin
紙・文字・コラージュなどで埋め尽くす様なインスタレーション、引き出し・扉・覗き穴付きの箱型作品の展示等。
連使 / Renshi
© Renshi
2名によるものづくりグループ。「現実の中の非現実みたいな現実」をテーマパークの様に立体・空間造形を通して表現。「ものを見る」ことが、ひとつのエンターテイメントに成ることを願って。
平面と立体の創作物を構成して、人が実際に入れて体感できる規模の空間を制作。アートイベントでの大規模な展示の他、ギャラリーでの個展、舞台美術協力やワークショップ講師、展示イベントの主催、ギャラリーの内装制作などで活動。
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企画
笠原小百合 / Kasahara Sayuri
WEB文芸誌「窓辺」編集長。1984年3月11日生まれ。栃木県出身、東京都在住。小学四年生で作家を志し「日常に潜む狂気」をテーマに小説を書き続けている。2011年1月、WEB文芸誌「窓辺」を立ち上げる。2015年より文学フリマガイドブック編集者としても活動。本と写真と競馬があれば生きていける。
小林義和 / Kobayashi Yoshikazu
Cafe Gallery 幻 代表。イラストレーター。美術家。1978年生まれ。長野県出身、東京都在住。イラストレーター、デザイナー業の傍ら「呪物崇拝」を題とした美術作品を制作し、個展・企画展等で展示。2012年7月13日の金曜日「Cafe Gallery 幻」を開店。
幻では企画、キュレーション、経営をメインに、接客・事務など幅広く担当。
barajuzidan.com
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