セルフポートレイト展
私がわたしを撮る理由

「セルフポートレイト」というものが一つのジャンルとなってしまった今、それは「自己陶酔」や「ナルシシズム」といったイメージで受け取られがちです。
そうした固定概念を拒否、あるいは積極的肯定し、それが一つの写真作品であると訴えるとともに、「なぜ自分を撮るのか?」を問い直す展示を行います。

【会期】 2012年7月27日(金)~8月5日(日) 12:00~22:00
 ※7月30日(月)・8月2日(木)は休業
 ※7月31日(火)はイベント開催のため通常営業18:00~
 ※最終日は17:00よりクロージングパーティー&随時搬出となります
【出展作家】 卯月沙梨音 / 片岡エリカ / 齋藤明 / さつかわゆん / 艶子 / 摩耶仙人 / 四月一日真白

■参加作家によるトークライブ & Ustream配信
 テーマ:写真制作とセルフポートレイト周辺を主題に
 7月31日(火) 16:30開場 17:00開演~18:00終了予定
 出演:卯月沙梨音 片岡エリカ 齋藤明 さつかわゆん 艶子 四月一日真白
 定員:10~15名程度(※要ご予約) ※残席3名ほどとなりました
 参加費:無料(※1ドリンクご注文をお願いします)
 観覧ご希望の方は、下記までご予約をお願い致します。
 メール:  電話:050-3692-2853
 > Ustream視聴はこちらから

■クロージングミニパーティー
 8月5日(日) 17:00~ 無料
 どなた様もご予約なしでご参加いただけます。ぜひお越しください。

卯月 沙梨音 / UDUKI Sarine

 

白黒世界に生きる表現者。
寫眞と、言葉と。
ふたつでひとつ。
生と死の狭間で視えた世界。
『わたし』が生きる理由。
悲鳴。傷口。存在の証明。
戦い抜く覚悟。
世界に反逆し証を遺す為創作中。

【自分を撮るとは】
過去:吐き出せない感情の吐露
現在:生きる覚悟と存在の証明

mixi 18932059
Twitter @uduki_sarine

片岡 エリカ / KATAOKA Erika

 

被写体活動をきっかけに2011年1月16日に誕生した「仮乃レイカ」。誕生以前からなんとなくで片岡エリカの被写体を務めて居たが、「他人に意思を伝えて表現したものを物理的に撮影」と言う工程にもどかしさを感じ、全てを一人で熟そうと奮闘するものの、伝わることのない表現に迷走を繰り返す、あどけない小娘です。

Website http://46.xmbs.jp/caress7you/ Twitter @caressme14

齋藤 明 / SAITO Aki

 

東京都出身。Asian Photo Arts所属。
絵画、服飾を学びながら育つ。
映画専門学校にて写真と出会う。
現在フリーランスとして緊縛、演劇、ライブ、ダンス撮影を中心に活動中。

【自分を撮るとは】
私がわたし、たらしめるものへの認識、記録、讃美。

Website http://aki.asianphotoarts.com/
Facebook aki.saito812
Twitter @aki_saito_

さつかわゆん / SATSUKAWA Yun

 

いつまでたっても、わたしはなにも知らないまま/存在というものは思ったよりずっと曖昧で、常にゆっくりと変化しつづけている/ものの境界線を見極めるころには、そのかたちはかわってしまう/写真や絵画やアニメーションをつかったインスタレーションをしています/わたしがわたしに、わたしの忘れがちなことを気づかせるために

【自分を撮るとは】
わたしというものの「かたち」がいかに曖昧であるか、見つめなおすこと

Website http://oyuya.suki-ari.net/

艶子 / Tsuyako

 

写真家。
東京都出身・在住。

高校時代より、独学で写真を撮り始め、個展、企画展等で作品を展示。

2012年7月13日の金曜日「Cafe Gallery 幻」を開店し、店長を務める。

【主な活動歴・受賞歴】
2008年
 艶子個展「END ME」 会場 BEMSTAR cafe&gallery
  ♪ライブゲスト:田村昭太(blgtz) 小林祐介(THE NOVEMBERS)
2010年
 艶子主催 グループ展「seven/7 view point for Tsuyako」 会場 atelier BEMSTAR
 画廊珈琲Zaroff主催 企画グループ展「江戸川乱歩全集・Zaroffパノラマ展」
2011年
 ONE PLUS 1 gallery主催 公募グループ展「オトコノコ展」 審査員特別賞受賞
2012年
 銀座モダンアート主催 公募グループ展「彼フォト展」 観客投票 得票数1位

【自分を撮るとは】
『自分を変えていきたい』
『醜い、弱い自分を写し、現実から目をそらしてはならない』
 という思いから、自己と向き合い成長する為にセルフポートレイトを撮っている。

Website http://zakuro-13.petit.cc
Facebook cafegallerymaboroshi.tsuyako
Twitter @tsuyako_13film

摩耶仙人 / Maya-Sennin

 

2006年より廃墟の聖地と謳われる摩耶観光ホテルに出会い、自分だけのシーンを切り取りたいという切望から写真を始める。そして四季など、全てを撮り尽しこれから何を撮ればいいのか、自分の愛憎をどう表現すればいいのかと悩み抜いた結果に自身を写真の中に収めるセルフポートレイトの手法に移行する。
現在は自身の表現力に限界を感じ、自身で撮る以外にも被写体、デッサンモデル、舞踏など表現力を磨き、次なる作品創りの為に鋭意している。

【自分を撮るとは】
当初は自分の摩耶観光ホテルに対する想いがあるので自分にしかできないと思っていました。もし自分がコミュニケーション豊かな人間であれば別の被写体を立てていたのかもしれません。セルフは全くもって一人の世界であり、世界観から撮影まで自身で行います。自身で表現し創りだしたいと言う想いもあるし、自分の内なるものを形にしたいという想いもあります。
セルフポートレイトというものは自分にとって終わりのない葛藤と昇華なのではないでしょうか。

Blog http://mayakan.exblog.jp/
Twitter @mayamakkyan

四月一日真白 / WATANUKI Mashiro

 

2007年、カメラマンとのコラボレートで被写体を始め、WEBサイトにて公開する。
カメラマンと相談しながらテーマ、ロケーション、衣装などを企画し、加工、編集は自身で行う。
'08年セルフポートレート写真を撮り始める。
デジタルカメラ、三脚、シャッターリモコンを使い、アシスタントは付けず一人で撮影している。
写真、カメラの勉強は一切していない。

【自分を撮るとは】
趣味であり習慣である。

Website http://momorie.lovepop.jp/site/index